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おすすめ土木探訪ルート 関東

先人たちの知恵

先人達が水の利用や防災にどのように取り組んで来たか、東武線をつかってゆっくり見て回ってください。
江戸時代の土木の痕跡や現在も使われている土木施設について知ることができます。

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①渡良瀬遊水池→徒歩・電車60分→②権現堂用水樋管→徒歩・電車50分→③葛西用水→徒歩・電車80分→④首都圏外郭放水路(PR館)→徒歩50分→⑤五か門樋→徒歩・電車80分→⑥倉松落大口逆除(所用時間:1日)

スタート

渡良瀬遊水池
地図番号1

  • 場  所:栃木県栃木市藤岡町藤岡1778
  • アクセス:東武日光線 柳生駅より徒歩15分
写真写真

渡良瀬遊水地は、面積33平方キロメートル、治水容量17,180万立方メートルの遊水地です。
茨城県古河市の北西に位置し、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県の4県の県境にまたがっています。昭和37年度より効率的な洪水調節を行うための調節池工事が開始され、現在は第1から第3まで3つの調節池に分割されています。
渡良瀬遊水地の自然環境は緑豊かな広大なヨシ原が特徴で、遊水地全体の面積のうち、2,500haが植生におおわれており、植生の約半分のがヨシ原で、栃木県の「すぐれた自然」の一つに数えられています。
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徒歩徒歩→電車東武日光線柳生駅→南栗橋駅→徒歩徒歩 合計60分

権現堂用水樋管
地図番号2

  • 場  所:埼玉県幸手市・北葛飾郡杉戸町
  • アクセス:東武日光線 南栗橋駅より徒歩25分
写真写真

権現堂川(ごんげんどうがわ)は利根川東遷事業の一環として1621(元和7)年に赤堀川を開削する前の利根川本川です。権現堂川からの水を葛西用水の北端にある北側用水に加えるため1892(明治25)年に開削されたのが権現堂用水です。
1905(明治38年)年に作られたレンガ造りの樋管、新圦(しんいり)には現在の深谷市にあったレンガ工場で作られたレンガが使われており、100年以上を経た現在もその姿を保っています。
近くにある権現堂桜堤は大正時代からの桜の名所であり1kmにおよぶ桜のトンネルが見事です。
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徒歩徒歩→電車東武日光線南栗橋駅→東武伊勢崎線鷲宮駅→徒歩徒歩 合計50分

葛西用水
地図番号3

  • 場  所:埼玉県東部および東京都東部
  • アクセス:東武伊勢崎線 鷲宮駅より徒歩12分
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葛西用水(かさいようすい)は、埼玉県 加須市、久喜市、幸手市、杉戸町、春日部市、松伏町、越谷市、草加市、八潮市、吉川市、三郷市にあり、関東流(伊奈流)とよばれる特徴を持ちます。
関東流(伊奈流)は川をコントロールする方法の一つで、江戸時代のころ、わざと川の水があふれるような仕組みにして、遊水池(ゆうすいち)をつくったりしました。整備は江戸時代に始められ現在も使われています。
葛西用水の両岸約1.3キロにはソメイヨシノが植樹され例年4月には「さくらまつり」が開催され多くの人でにぎわっています。
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徒歩徒歩→電車東武伊勢崎線鷲宮駅→東武野田線南桜井駅→徒歩徒歩 合計80分

首都圏外郭放水路(PR館)
地図番号4

  • 場  所:埼玉県春日部市上金崎720
  • アクセス:東北道岩槻I.C.より車で30分
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首都圏外郭放水路は、埼玉県春日部市の国道16号直下・深度50mにある世界最大級の地下放水路で、洪水・台風などによる中川・倉松川・大落古利根川等周辺河川の増水時に洪水を防ぐために河川の流下能力を超えた水を貯留し,江戸川に排水する施設です。洪水を取り込む5本の巨大な立坑は直径30m、深さ60mもあり、直径10mもある地底のトンネルは延長6.3kmもあります。
龍Q館(りゅうきゅうかん)は、庄和排水機場内に設置され、外郭放水路の機能や役割を紹介する他、総合学習・生涯学習施設としての機能を備えています。
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徒歩徒歩50分

五か門樋
地図番号5

  • 場  所:庄和町水角と永沼の境界付近
  • アクセス:東武野田線 藤の牛島駅より徒歩20分
写真写真

五か門樋(ごかもんぴ)は逆流氾濫防止を目的として1892(明治25)年に建設されたイギリス積みレンガ造の水門であり、レンガは赤レンガではなくコーヒー色のレンガが使われています。幅は3.06m、高さ1.98m、長さは8.40mです。埼玉県に現存する中では2番目に古いレンガ水門であり、歴史あるデザインを感じさせてくれます。現在は門扉は外されています。
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徒歩徒歩→電車東武野田線藤の牛島駅→東武日光線南栗橋駅→徒歩徒歩 合計80分

終点

倉松落大口逆除
地図番号6

  • 場  所:埼玉県幸手市内国府間867−3
  • アクセス:東武日光線 南栗橋駅より徒歩35分
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倉松落大口逆除(くらまつおとしおおぐちさかよけ)は排水先である大落古利根川の高水が倉松落に逆流するのを防止するため、1891(明治24)年に完成したレンガ水門です。
後年上部が拡幅され現在は道路橋として使われています。埼玉県内には多くのレンガ水門がつくられ30以上が現存しています。ユニークな外観は100年以上を経ても健在です。
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  • なんでレンガで出来ているのかな?
  • 遊水地のような巨大な池(沼)から水が漏れたりしないのかな?
  • 古くなるとどんなところが傷みますか?
  • 遊水地ってなにかな?
  • 樋管、樋門ってなにかな?
  • 利根川東遷事業ってどんなものかな?
  • 関東流、伊奈流って何かな?