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土木の基礎知識

道路の基礎知識

道路は、私たちにとって身近な交通施設です。日本全土を網の目上に結び、人やモノを運ぶ道路は、人体をくまなく走り血液を運ぶ血管のように、人の生活を支えています。

①道路の主な区分と種類

●道路は、以下の第1 種から第4 種に区分されます。

第1種 地方部の高速自動車国道と自動車専用道路。交通量により第1 級から第4 級に分かれます。
第2種 都市部の高速自動車国道と自動車専用道路。 都市部の大きさで第1 級から第2 級に分かれます。
第3種 平野部と山間部の一般国道・都道府県道・市町村道。一般国道は、道路の場所と交通量により第1 級から第4級に分かれます。
同様に都道府県道は第2 級から4 級、市町村道は、第2 級から第5 級に分かれます。
第4種 平野部と山間部以外の一般国道・都道府県道・市町村道。交通量により、一般国道は第1 級と第2 級に分かれます。都道府県道は第1級から第3 級、市町村道は第1 級から4 級に分かれます。

●道路には主なものとして以下の種類があります。

一般国道 都道府県所在地をはじめ、全国の主要都市を結び幹線道路網を形成します。高速自動車国道も含まれます。
高速自動車国道 自動車専用道路の一種。自動車の高速高速のために作られた国道。
市町村道 市町村内にある道路で、市町村長が認定した路線。
自転車専用道路 自転車のみが使う専用道路。サイクリング道路とも呼ばれます。
自動車専用道路 高速自動車国道や首都高速道路のように、自動車の交通のみに使われる道路。
都道府県道 地方での幹線道路網を作ります。路線の認定は都道府県知事が行います
歩行者専用道路 歩行者のみが使う専用道路。緑道、モール、自然遊歩道などがあります。

②道路構造の主な用語(五十音順)

アスファルト舗装 アスファルトは石油精製の時にできる黒い色をした残留物です。アスファルト舗装は、アスファルトと砂利の混合物を使った舗装。上から表層、基層、路盤の3 層から構成され、車道や歩道などでよく使われます。
カラー舗装 表層に色彩を施す舗装。
基層 アスファルト舗装は、上から表層、基層、路盤の2 層から成ります。基層は、表層からの荷重を均一に路盤に分散させるための部分です。
切土 道路工事の基礎構造とするために、山など高い高い地盤・斜面を切り取って低くし、平坦な地表を作った部分。またはその工事。
コンクリート舗装 コンクリート版を表層に使った舗装です。表層と路盤から構成され、アスファルト舗装に比べ耐久性が優れます。
表層 アスファルト舗装は、上から表層、基層、路盤の3 層から成ります。表層はアスファルト舗装の表面で、交通によってできる摩耗やひび、穴や雨水などの浸透に抵抗する部分です。
ブロック舗装 コンクリートブロックなど舗装用ブロックを表層に使った舗装。インターロッキング舗装、アスファルトブロック舗装、レンガ舗装、木塊舗装、タイル舗装などがあります。
盛土 道路工事の基礎構造にするために、土砂などを盛り、締め固めた部分。または、その工事。
擁壁 盛土や切土などで、必要に応じて土壌の斜面を補強するために設置される壁状の構造物。
路床 舗装面下1m までの地盤。自然地盤と盛土などによって作られる人工地盤があります。
路盤 アスファルト舗装は、上から表層、基層、路盤の3 層から成ります。基層からの荷重をさらに分散させて路床に伝えます。砕石、石灰、セメントなどで作られる上層路盤とその下の下層路盤でできています。下層路盤には現場近くの砕石などがよく使われます。

③その他の用語(五十音順)

インターチェンジ 高速道路が他の高速道路または一般道路と連結する際に、ランプを設けて立体交差する設備。交差の形で、ダイヤモンド型、トランペット型、クローバー型、ロータリー型、連続型などがあります。
共同溝 電気、電話、水道、ガスなどのライフラインをまとめて埋設するための道路地下構造物。
交差点 道路が他の道路や鉄道と交わること。平面交差、立体交差、単純立体交差、鉄道交差があります。
モール 一般には歩行者優先道路などを意味する。本来は緑のある遊歩道のこと。
ランプ 高速道路へ侵入出する道路。