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鬼怒橋

きぬばし

基本情報

土木学会選奨土木遺産(2007年(平成19年度))

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施設データ

分類:道路・橋梁
建設年:1931年(昭和6年)
建設の背景(由来・ストーリー):宇都宮市を貫流する鬼怒川に、初代の鬼怒橋が架設されたのは1915年(大正4年)です。この旧橋は、秋田産の杉と櫟を用いた長大木橋で、現橋に酷似した構造形式でした。
1908年(明治41年)に着工し、完成までに7 年の歳月を要し、工費は23 万余円でした。
その後、腐食や老朽化への対応から、現橋への架け替えがねn1930年(昭和5年)に着手されました。西欧風の形態を模倣しただけの洋式木橋から、材料および構造も近代工法による永久橋として、24 万4 千余円の工費をもって現在の鬼怒橋は翌1931年(昭和6年)に竣工しました。

出典:土木学会関東支部栃木会icon
施設の役割:東北本線が開通するまでは、茨城方面からの海産物はすべて仏の山を越えて宇都宮に入ってきました。すでに、1598年(慶長3年)には鬼怒川に渡船場があったと記されています。
現在の石井街道は1885年(明治18年)開通したもので、1908年(明治41年)には、この橋の基礎工事に着工しましたが、橋脚の深さが表面から30尺(9.1m)下層部に築く工事は、排水作業などに手間取り、ようやく、1915(大正4年)に木橋が完成しました。材料は県内では見当たらず、主に秋田の杉と欅を用いましたが、僅か15年で腐食が進み、1931年(昭和6年)橋脚を4尺(1.2m)嵩上げして、現在の鉄橋に架け替えられました。
その後、清原工業団地などの躍進により、増大する交通量と車両の大型化にともない、石井町の中心部を迂回するバイパスが計画され、1974年(昭和49年)新しく新鬼怒橋が完成し、国道123号は、栃木・茨城両県の県都を結ぶ経済・文化の大動脈として重要な役割を担っています。

出典:栃木県の土木遺産(増淵清司)icon
関連する土木技術者:設計者は栃木県技師の松田文衛であり、また、上部桁は横河橋梁が製作しました。



出典:土木学会関東支部栃木会

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鬼怒橋は、宇都宮市石井町と鐺山町の間を流れる鬼怒川に、1931年(昭和6年)に架けられた橋長559.4m、幅員6.0mの下路曲弦プラットトラス橋です。
現在は宇都宮市管理の市道橋ですが、元々は国道123号が通っていました。
江戸期、宇都宮から石井河岸に至る街道を石井道と称していました。ここから対岸までを渡し舟で渡り、鐺山を通り笠間、水戸に至る道であり、水戸北街道とも称されました。
この渡しに、最初の木造橋がかかるのは大正4年のことで、鬼怒川中流部では国道4号の鬼怒川橋に次いて2番目の橋です。
出典:土木学会関東支部栃木会 icon

 

施設の状態:供用中
所在地:栃木県宇都宮市石井町~鐺山町
アクセス:宇都宮駅から6.0km
車で18分
見学方法(開館時間、入館料等):県道1号線
国道123号
鬼怒川河川敷

周辺情報

周辺の歴史スポット

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        社会科見学

        プロのみどころポイント

        技術的特徴

        構造形式等:曲弦鋼プラットトラス(下路)
        橋長:559.4 m(スパン37.3 m×15 径間)
        幅員:6.4 m
        下部工 橋台 重力式
        橋脚 円柱式 煉瓦切石造  
        橋脚は、煉瓦円形ウェル2 基の上に迫石により補強されたアーチ状の開口部をもつ切石積み構造であり、美観とともに堂々とした風格が漂います。また、橋門構上部には、4 個の円形の開口部が左右対称にデザインされているのが特徴的です。鬼怒橋は、2011年(平成23年)9 月に竣工80 周年を迎えました。
        煉瓦と切石積みの橋脚の上に15 連の曲弦トラスが連続する景観は圧巻であり、陽光にきらめく鬼怒川のせせらぎに映えて、今も壮麗な風情を醸し出しています。

        出典:土木学会関東支部栃木会
        出典:栃木県の土木遺産(増淵清司)

        その他

        出典:土木学会関東支部栃木会