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聖徳記念絵画館前通り

しょうとくきねんかいがかんまえどおり?

基本情報

日本最古のアスファルト舗装(平成16年度の土木学会選奨土木遺産認定)

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施設データ

分類:道路・橋梁
建設年:1926年(大正15年)
建設の背景(由来・ストーリー):聖徳記念絵画館前通りを含む明治神宮外苑は、明治天皇とその皇后、昭憲皇太后のご遺徳を永く後世に伝えるために、全国国民からの寄付金と献木、青年団による勤労奉仕により、聖徳記念絵画館を中心に、体力の向上や心身の鍛錬の場、また文化芸術の普及の拠点として、憲法記念館(現明治記念館)などの記念建造物と、陸上競技場(現国立競技場)・神宮球場・相撲場などのスポーツ施設が旧青山練兵場跡に造成され、1926年(大正15年)10月に明治神宮に奉献されました。

出典:明治神宮外苑HPicon
施設の役割:聖徳記念絵画館は、明治天皇・昭憲皇太后の御聖徳を永く後世に伝えるために造営された、神宮外苑のシンボルともいえる存在です。
青山通りの外苑入り口から銀杏並木越しに見る景観は、東京を代表する風景のひとつとして広く親しまれています。現在では、東京都の景観条例により、その周辺を含めた風格ある景観として守られることとなりました。

出典:明治神宮外苑HPicon
関連する土木技術者:監督者:藤井眞透



出典:土木学会関東支部HP

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聖徳記念絵画館前通りを含む明治神宮外苑の道路舗装は、ワービット工法を採用したわが国最初の工事でした。絵画館前通りには、80年前の舗装が今もなお使われています。これは現存する車道用アスファルト舗装としては最古級のものです。アスファルトは国産品(秋田県豊川産)を、下層のアスファルトコンクリートの主要骨材は相模川で採取した砂利を使用し、当時最新の機械化施工でつくられました。
外苑道路の設計にあたっては、交通や苑地の美観に配慮して、排水管や水道管・電線ケーブル・ガス管をすべて地下埋設し、歩車道分離もおこないました。聖徳記念絵画館前通りの道路遺産は車道のワービット舗装だけでなく、絵画館前の池と統一的につくられたサクラ御影の歩道敷石、山梨県塩山産の花崗岩縁石(かこうがんえんせき)、L字溝のグレーチングなどに、今ではあまりみられない丁寧な仕上げをみることができます。
絵画館前通りは、竣工当時“絵画館前広場道路”と称され、広場としての機能も期待されていました。
平成16年度の土木学会選奨土木遺産に認定され、現在も東京を代表とする道路景観として親しまれています。

出典土木学会関東支部HPicon

 

施設の状態:供用中
所在地:東京都新宿区霞ヶ丘町
アクセス:JR中央・総武線
「信濃町駅」より徒歩5分

都営大江戸線
「国立競技場駅」より徒歩5分

東京メトロ銀座線・半蔵門線、都営大江戸線
「青山一丁目駅」より徒歩10分

見学方法(開館時間、入館料等):聖徳記念絵画館前通り
開館時間・入館料 なし
備考:聖徳記念絵画会館
・開館時間
平常 9:00~17:00(最終入館16:30)
・年末年始 10:00~17:00(最終入館16:30)
入館料:500円

周辺情報

周辺の歴史スポット

    周辺の観光スポット

      周辺の宿泊・温泉

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        社会科見学

        プロのみどころポイント

        技術的特徴

        聖徳記念絵画館前通りに採用されたワービット舗装は、正式にはワーレナイト・ビチュリシック舗装といい、アメリカのワーレンブラザース社が1900 年頃に特許を取得した工法で、粗粒・細粒の2 種類のアスファルト混合物を用いて粗粒度混合物を主体とし、その上に細粒度混合物を薄く被覆して同時に締め固めることを特徴としています。現在、2 層式排水性舗装等に用いられている2 層同時舗設工法の元祖的工法と言えます。
        明治神宮外苑道路は1926 年(大正15 年)に完成し、総施工面積59,096 m2 の内約3,000 m2 が「聖徳記念絵画館前通りのアスファルト舗装道路」として現存しています。
        その舗装構造は、厚さ15 cm のセメントコンクリート基層の上に5 cm のワービット舗装です。施工にはマルチフート型十四切セメントコンクリートペーバ、アスファルトプラント、ダンプトラック、マカダムローラなどが用いられ、当時最新の機械化施工で造られました。

        出典:斉藤徹 日本最古のアスファルト舗装道路,道路 特集,ずいそう,平成21年11月号(第717号)

        その他

        出典:社団法人日本アスファルト協会, アスファルト,Vol.30,No.154,p49,1987