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黒目川の川づくり

くろめがわのかわづくり

基本情報

住民参加による河川計画づくりの提案

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施設データ

分類:河川
建設年:2005年(平成17年)
建設の背景(由来・ストーリー):黒目川の改修で沿川の桜並木が伐採されしかも、河道の複断面化によって、川の中央の低水路は深くなり、子供たちが安全に遊べなくなるという計画を最終的には築堤はやめて、河床の1m程度の掘削と築堤のために購入していた用地の範囲内の川幅の拡大によって、桜並木は残りました。それから施工時にも黒目川に親しむ会の人が立ち会われ、原案の川岸の横断勾配2割は2割3分に緩やかな勾配に変更されました。数字上は小さい差ですが、2割3分にすると無理なく川に降りることができます。
 
出典:島谷幸宏icon
施設の役割:河床掘削の際には、河床の形をそのまま切り下げるスライドダウン方式が採用されました。
2008年に設定された中小河川の技術基準では川幅拡幅の原則、河床掘削時のスライドダウンの原則が採用されましたが、その原型ともいうべき改修方式で中小河川史に残る記念碑的事業です。
出典:島谷幸宏icon
関連する土木技術者:デザイン案の作成:(セントラルコンサルタント(株))
デザインの総合監修:島谷幸宏(国土交通省土木研究所河川環境室長・改修計画策定委員会委員長)
地域と連携した事業実現に向けた関係者間の調整: 篠塚正行(埼玉県新河岸川総合治水事務所長)
多自然型伝統工法を生かしたデザインの提案:(セントラルコンサルタント(株))
市民参加によるデザイン検討体制実現に向けた調整:(セントラルコンサルタント(株))

出典:優秀賞:黒目川の川づくり

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さくら並木を残した住民参加型かわづくりが行われました。

 

施設の状態:供用中
所在地:埼玉県朝霞市溝沼
アクセス:JR武蔵野線北朝霞駅、東武東上線朝霞台駅 徒歩5分

見学方法(開館時間、入館料等):

周辺情報

周辺の歴史スポット

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      周辺の宿泊・温泉

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        黒目川の川づくりの平均評価
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        社会科見学

        プロのみどころポイント

        技術的特徴

        一言で言えば、整備前後の違いが分かりにくい工事でした。工事目的は、治水上の河積の拡大でありましたが、固定されていた低水路の河床幅を広くし、流れを自由にしました。そのことで淵や瀬、寄り洲等の発達とそこに自然に植生が形成されることになりました。従来の工法では河床高をそのままにし、川幅を広くすることで河積の拡大をめざしましたが、現況河道を一律に掘り下げることで既存の河畔植栽を保全しています。全般に過去の土木工事の痕跡を修復しているようであり、新たな工事にあたっても従来の技術基準より裁量を多くし、デザインされていると思われます。川や山地など自然景観の豊かな地形では、工事や人為の痕跡を少なくする技術が求められますが、本事例は過去の工事を修復し、さらに流れに川をデザインさせるという発想が評価の一つのポイントと考えられます。

        出典:優秀賞:黒目川の川づくり

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