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葛西用水

かさいようすい

基本情報

埼玉平野東部を潤す大用水

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施設データ

分類:河川
建設年:1660年(万治3年)
建設の背景(由来・ストーリー):1590年(天正18年)に江戸に入府した徳川家康は、利根川東遷事業を進め、利根川や荒川の河川改修(「瀬替え」流路の変更)を行いました。東遷事業により、現在の埼玉県東部・東京都東部の新田開発が進み、利根川の旧流路を一部活用するなどして葛西用水が整備されました。
出典:ウィキペディアicon
施設の役割:当初は埼玉県南部から東京都東部の農業用水として利用
現在は埼玉県で約6000haの農地を灌漑している
出典:水資源機構、「水とともに」NO.68、2009年5月号icon
関連する土木技術者:伊奈忠克をはじめとする伊奈一族

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江戸時代初頭の1660年(万治3年)に江戸幕府が天領開発の一環として、関東郡代の伊奈忠克に開発させた灌漑用水路です。
利根川から引いた水で埼玉県東部を潤す農業用水として、その後も新田開発が行われるたびに延長や取水口の遷移を行い、最終的に一貫した用水路として完成するのは1760年代でした。
当初は利根川右岸から直接取水していましたが、1968年の利根大堰の完成に伴い埼玉用水路から分水する形態となりました。旧取水口は葛西親水公園として整備保存されています。
出典:ウィキペディアicon

 

施設の状態:保存・展示
所在地:埼玉県 東京都
アクセス:同上(コスモスふれあいロード、葛西親水緑道、葛西親水公園、曳舟川親水公園)
モデルコース:
農水省HP 疏水百選・葛西用水icon
見学方法(開館時間、入館料等):

周辺情報

周辺の歴史スポット

  1. 永明寺古墳:埼玉県下で10番目の大きさの前方後円墳。推定築造年代は6世紀初頭。全長73m、高さ7m、前方部幅42m、後円部直径36m。後円部にある薬師堂の下から埋葬施設が発見され、直刀、やじり、耳輪など多くの副葬品が見つかっています。
  2. 川俣関所跡:江戸時代初期に設けられた関所。日の出に開門、日没とともに閉門。夜間は一般人の通行を禁止しました。俗に「出女に入鉄砲」といわれ、江戸で人質になっている諸大名夫人の脱出や、江戸への鉄砲の持込みを取り締まりました。
  3. 銅造阿弥陀如来立像:高さは47.9cm。鎌倉時代につくられた善光寺式阿弥陀三尊の中尊。リズミカルに美しい衣文が整えられています。両脇の侍像は失われています。その様式美は、県内においても他にあまり例を見ない、完成度の高い像です。

周辺の観光スポット

  1. 羽生市水郷公園:食虫植物・ムジナモの自生地として知られる宝蔵寺沼があります。菖蒲田、修景池など、水を取り入れた施設を整備。さらに園内には、全国でも珍しい淡水魚中心のさいたま水族館が併設され、多くの観光客で賑わっています。
  2. さいたま水族館:羽生水郷公園内。全国でも珍しい淡水魚中心の水族館です。国の天然記念物ミヤコタナゴや県の魚ムサシトミヨなど、川や沼に生息する約70種類の魚や、カメ、エビなど約20種類の小動物を展示。生き物と触れ合うイベントも人気です。
  3. 藍染め体験:武州中島紺屋は、武州正藍染を今に受け継ぐ老舗です。併設の「藍染ふる里資料館」には武州藍の歴史と工程が一目でわかる貴重な資料が多数展示してあります。藍の染め場を見学して、実際に自分で染めてみる藍染め体験ができます。

周辺の宿泊・温泉

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    社会科見学

    プロのみどころポイント

    技術的特徴

    伊奈忠克をはじめとする伊奈一族の河川改修技術は、洪水は自然堤防や不連続堤防で防ぎ、大洪水は遊水地などに滞留させ洪水に含まれる肥沃な土を活用するものだった。治水と新田開発を両立させたこの技術は「関東流」と呼ばれ、天正年間から元禄年間でこの地域の石高を約200%成長させた。

    その他