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長池見附橋(旧四谷見付橋)

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基本情報

時をかける橋(歴史をかける橋)

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施設データ

分類:道路・橋梁
建設年:1993年(平成5年)
建設の背景(由来・ストーリー):四谷見附橋は1913年(大正2年)に竣工、橋長37m、幅員約22m、日本に現存する鉄製アーチ橋では最も古いものの一つとして外堀を跨いで新宿通りを通していました。近接する赤坂離宮(現在の迎賓館)の外門的位置づけから、ネオ・バロック様式の装飾を取り入れて設計され、1972年(昭和47年)には新宿の彫刻工芸部門の文化財にも指定されました。
しかし、交通量の増加に伴う拡幅工事による架け替えが決定し、解体が予定されていましたが、文化財としての重要性があらためて確認、再建の可能性が立証され、移設復元のための計画が推し進められました。
その後、1988年(昭和63年)12月東京都住宅・都市整備公団八王子市が多摩ニュータウンのライブ長池地区で一等橋として復元することを承認決定され、四谷見附橋の資材を再利用し多摩ニュータウンへ移設復元されることになりました。それが今の長池見附橋です。
橋名には由木別所蓮生寺などの候補もあったが長池は古来より知られ蓮生寺本尊にまつわる浄瑠璃姫伝説もあるという理由で長池見附橋がとなりました。

出典:国土交通省 国土技術政策総合研究所
         :景観デザイン規範事例集
         :p.橋梁編-2、9 
         :平成20年3月
    土木学会 橋梁年報小委員会
     :BRIDGES IN JAPAN 1993-1994
         :p.21-24
         :平成6年
施設の役割:新宿の彫刻工芸部門の文化財にも指定されていた四谷見付橋を長池公園に移設・復元することで、公園土木遺産の保存・活用の一つとして規範的な方法事例となっています。
現在の長池見附橋は、多摩丘陵の広大な雑木林を切り開いたニュータウンである、長池公園の北端部分に架かっており、公園の広場も長池見附橋に合う直線と円を基調にした幾何学的なデザインに整備されています。
関連する土木技術者:【四谷見附橋】
設計:東京市 華島正義(構造設計)
東京市営繕課 福田重義(装飾設計)

【長池見附橋】
設計:四谷見附橋調査研究委員会、日本交通技術
施工:川田工業、林建設工業、東急建設、佐伯建設工業、村本建設

出典:土木学会 橋梁年報小委員会
:BRIDGES IN JAPAN 1993-1994
:p.21-24
:平成6年

長池見附橋(旧四谷見付橋) 3.9/5 (77%) 7 votes

長池見附橋は、国道20号線(通称:新宿通り)の、JR中央線四ツ谷上に架けられていた跨線道路橋(こせんどうろきょう)※である四谷見附橋を多摩ニュータウンの長池公園の「長池見附橋」として平成5年移築復元された橋であり、現役の道路橋として活用されています。

跨線道路橋(こせんどうろきょう)※
鉄道線路をまたいで架かっている道路橋のこと

出典:国土交通省 国土技術政策総合研究所
:景観デザイン規範事例集
:p.橋梁編-2、9
:平成20年3月
土木学会 橋梁年報小委員会
:BRIDGES IN JAPAN 1993-1994
:p.21-24
:平成6年

 

施設の状態:供用中
所在地:東京都八王子市別所二丁目
アクセス:京王線南大沢駅から「見附橋経由慶応堀之内駅」バスで「見附橋」下車
見学方法(開館時間、入館料等):長池公園上に架かっている為、見学は自由

周辺情報

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        社会科見学

        プロのみどころポイント

        技術的特徴

        【上部工】
        有効幅員21.945mの四谷見附橋に対し、復元後の長池見附橋は17.4mと小さくなることから、元の11主構から橋体中央付近の2主構を抜いた9主構の構成としています。また、新規部材の作成を極力避けることにより、旧部材の使用率は全体の84%となっています。
        【下部工】
        煉瓦(れんが)を外側とした無筋コンクリートでつくられた四谷見附橋に対し、現行基準に合わせた中詰め扶壁(ふへき)※式橋台とし、外面を煉瓦及び石材で仕上げています。橋台側面には橋梁の下にある池に降りるための階段が設けられています。

        扶壁(ふへき)※
        前壁と底版を支える壁が付いている擁壁

        出典:土木学会 橋梁年報小委員会
        :BRIDGES IN JAPAN 1993-1994
        :p.21-24
        :平成6年

        その他

        出典:土木学会 橋梁年報小委員会
        :BRIDGES IN JAPAN 1993-1994
        :p.21-24